ロイヤルコート株式会社
◆本 社
〒110-0015
東京都台東区東上野6-11-1
ロイヤルビル
TEL:03-6240-6870
FAX:03-6240-6871
◆草加工場
〒340-0002
埼玉県草加市青柳2-10-37
TEL:048-936-7036
FAX:048-936-7460
ロイヤルコート株式会社
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現代社会の便利な生活が発展していく一方、その豊かさを支える多種多様な化学物質による環境汚染とそれに伴う健康障害の発生が大きな社会的問題として注目を集めています。特に大気汚染の代表と言える光化学スモッグの原因として、光化学オキシダントの増加が危惧されています。
光化学オキシダント(酸化性物質)は、大気中の窒素酸化物やVOCが太陽の紫外線を受けて化学反応を起こし発生する汚染物質で、高濃度では粘膜を刺激して呼吸器への影響を及ぼすほか、腎傷害や発ガン性などの可能性も指摘されています。また大気汚染に限らず水域(特に地下水)汚染の原因として農作物をはじめ植物への影響も観察されています。
VOC(Volatile Organic Compounds:揮発性有機化合物)とは、揮発性を有し大気中で気体状となる有機化合物の総称であり、代表的な物質としては、トルエン、キシレン、酢酸エチルなど約200種類もあり、塗装溶剤や接着剤及びインクなどに含まれます。SPM、SOx、NOxに並ぶ四大大気汚染物質の一つとして注視されています。
VOC削減の対策として、法規制での確実かつ公平な排出削減と事業者の創意工夫に基づく柔軟な対応を組み合わせた効果 的な枠組みが考えられています。塗料業界としても、塗料の水系化や環境配慮形塗料の普及拡大や技術開発に努力しています。さらに事業者の自主的取り組みを促進する為の税制優遇や政策融資も、期限付きで実施されています。
私たちの現在は、紛れも無く次の世代へと継承されて行きます。いま行っている生産活動が、未来の自然界にどのような影響を及ぼすかを見極め、対応をどうすべきなのかに真剣に向かい合う時に来ています。
この現実に対し、まず排出されている現状のVOC総量を把握し、そしてライフサイクル・アセスメントを踏まえた将来に向けての排出量削減方法の確立を着実かつスピーディーに押し進める事で、今後100年余りに渡って続けることができる工業塗装のあるべき姿を思索して行きます。
すでに行っている事としては、理論上の必要量と日々の使用量データから塗料とシンナーそれぞれの適切な量を算出し、塗料は塗料として、シンナーはシンナーとして使い切れる無駄とムラの無い製品作りを心掛けています。それでも余った塗料と塗装機器の洗浄に使ったシンナーは、自家蒸留により再び洗浄用シンナーとして再利用しています。
VOC含有量が少ない、ハイソリッド型塗料の導入を積極的に行い、塗着効率の高い塗装機器(静電塗装器や低圧スプレイガン)を同時に使用する事によって、VOC削減をより効果的に行っています。ロイヤルコートでは、従来の品質、性能、外観を今まで以上の高品質、高性能、高外観で、世に排出出来るよう日々努力し、研究、チャレンジしてまいります。
塗って装う、と書いて塗装と読みます。ほんの数十ミクロンの皮膜で人の心にさまざまな価値を与える事の出来るこのすばらしい技術を、環境にベストマッチングな関係にしてゆく事がロイヤルコートの使命であり、その存在意義だと思っています。皆さんとこれからの世代の生活の中に塗装の色彩による付加価値が、心地よく喜びを感じる事の出来る技術で有り続けるよう努力してまいります。
ロイヤルコート株式会社 小林 勝彦
経済産業省「揮発性有機化合物(VOC)の排出抑制に係る自主行動計画について」
http://www.meti.go.jp/press/20051130005/20051130005.html